書籍出版への道 〜出雲リハ病院式認知症予防ドリル〜について

ブログとかもろもろ私の雑記

実は私、2016年に回復期リハ仲間のDrとOTさんと共にこちら👇のドリルを学研さんから出版しています

自分もまさか、共著者とはいえ本の著者になるとは思ってもみませんでしたが、実は「本をだす」って、年々とっても身近になってきているんです!

この記事は

本を出したいんだけど、どうしたいいの?

とか、

作家デビューしてみたい!!

という方の参考にしていただければ幸いです

自費出版と商業出版の違い

いわゆる紙の書籍を出す方法は大きく分けて

有料で本を出す「自費出版」と、無料で本を出す「商業出版」があります

自費出版はその名の通り、著者が自分の費用で本を作成するのですが、作成から販売まで全て自分で行う「自己完結型自費出版」と、出版会社に代金を支払って本を作ってもらう「代行型自費出版」があります

確かに売れたら、儲けは全て著者のものですが、手間とお金がかかるのが自費出版

一方、商業出版にも、出版社が本を出すために必要な費用を負担してくれる完全無料の場合と、在庫や宣伝費用の一部を著者が負担する一部有料のものがあります

自分の好きなようにデザイン&表現できるのが自費出版の魅力でもありますが、いかんせん費用がかかります、、、、。

アイデアを形にするには、なんでも企画書が命!

お金を使わず出版したい!という方は、出版社に売り込んで出版してもらう「商業出版」

商業出版の場合は、自分が出したい本を出すメリットを出版社の方に伝える必要があります

こちらの記事👇でもご紹介しましたが、パンツでも本でも誰かに協力してもらうなら、企画書が命

あなたがどんなに素晴らしい本を出そうと思っていても、相手に伝わらないと意味がないですし、長々とした説明を聞いてくれる出版社はまずありません

本が売れるかどうかは、著者×企画書が9割を占めると言われています。

ここで注意したいのは企画書で「自分がなぜ本を出したいか」を説明するのではなく

「誰のための、なんの問題を解決できる本なのか」「どれくらい売れる見込みがあるのか」を説明した企画書を書くこと。

出雲リハ病院式認知症予防ドリルでは、

「認知症は現在65歳以上の5人に1人が認知症またはその予備軍と言われる国民病ですから、購入対象者は631万人以上、いや認知症になるのが不安な方や、認知症のケアをしている方も含めると莫大な人数になります!

その国民病、認知症回復期リハビリの手法を用いて予防していくためのドリルです」

という明確なコンセプトに加え、

実際に病院の入院患者さんに解いてもらい70%以上の方に認知機能改善効果が見られたという事実をしっかり入れ込み売れるポイントをアピール

あとは、メールで出版社に送って反応を待ち、教材出版社大手の学研さんに認めていただくことができたので、学研さんの要望に応えつつ、チームで内容をブラッシュアップしていき、出版が実現しました。

もともと教材の出版社だから分かりやすく、認知症の方だけでなく、お子さんから高齢の方まで、誰が解いても楽しいドリルになったなと思っています✌️

学研さんに採用されたポイントととして、中心メンバーが回復期リハの専門医・指導医のDrという権威性の高さも大きかったのですが、

そんな権威性ないよ、、、という方こそ企画書がいかに練れるかが採用の決め手となります

Amazon Kindleでセルフ出版する

企画書が書きようのない、小説などは逆に公募も多数していますし、「小説家になろう」👇というサイトに投稿しても読んでもらうチャンスになりますが、

小説家になろう - みんなのための小説投稿サイト
日本最大級のWeb小説投稿サイト「小説家になろう」。作品数100万以上、登録者数240万人以上、小説閲覧数月間25億PV以上。パソコン・スマートフォンのどれでも使えて完全無料!

最近増えてきているのが、こちらの👇Amazon Kindleで出版するというやり方、

セルフ出版 | Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシング

電子書籍ではありますが無料で出版し、すぐに「本の著者」になることができます😁

表紙のデザインなども自分でやれば全て0円で、「著者」になれますし、

ロイヤリティも商業出版より高い!

そして、Kindle版を見た出版社からお声がかかり、商業出版できる方も少なくありません

私もある程度ブログが続いたら、Kindleで一冊にまとめてみようかな〜なんで妄想中😏

「本を出す」というのは、限られた人の特権ではありません

「本を出す」というと、限られた文豪か、選ばれた才能のあるビジネスマン、もしくは趣味に多額のお金がかけられる富豪の特権とほんの最近まで思われていましたが、それはもう過去の話

自分に合ったやり方で、あなたも「著者」になってみませんか?

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