2匹目の猫さん迎えました!多頭飼いの準備と注意点 

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2匹目猫さんを迎えて多頭飼いをはじめる方法

1匹でもとってもかわいい猫さん、2匹以上でじゃれあっていたら最高にキュートですよね

でも、いざ2匹目をお迎えするとなると

先住猫さんと相性は合うかな?

2匹目だからこその注意点てある?

と心配も尽きないもの。

私も2022年7月に2匹目の仔猫さんを迎える時にはとってもドキドキしました

しかし、今では先住猫さんと仔猫さんの仲良しぶりにメロメロ&癒される毎日で最高にHappyです💕

先住猫シャムMIXのルッチ君と、新入りのそら君

この記事は

お友達や譲渡会から仔猫さんを引き取りたいけど、2匹目の猫さんを迎えるにはどうしたらいいの?

という、あなたの参考にしていただければ幸いです

仔猫さんを迎える前にやっておきたいこと

感染症検査を終わらせておいてもらいましょう

新しくお迎えする仔猫さんが保護猫さんやノラ猫さんの場合、ノミや寄生虫、猫エイズなどの感染症を持っている場合があります。

先住猫さんに感染しないよう、あらかじめ感染症検査を終わらせておくように、元の飼い主さんにお願いしておきましょう。可能であれば初回の予防接種も終わらせておいてもらえると更に安心です。

費用の負担については元の飼い主さんとよく相談して、後でトラブルにならないようにご注意を。

まずはトライアルから始めましょう

猫を保護した方は、猫さんたちの引き取り手を必死で探しておられることも多いです。

しかし、実際にお家にお迎えしてみたら、先住猫さんやお家の環境に合わなかった!ということもありますよね。

元の飼い主さんには、

必ずうちで引き取ります

ではなく、

先住猫さんと合わなかったら、お返ししないいけないかも

と、きちんとお伝えして、まずは1ヶ月程度のお試し生活(=トライアル)から開始しましょう。

性別よりも性格が合うか確かめましょう

同性同士だと喧嘩しやすい、異性同士だと比較的なじみやすい。という傾向はあるものの、結局2匹が慣れるかどうかは、猫さん同士の相性や性格によるところが大きいもの。

ケンカにならないかはもちろん、どちらかがストレスで食事が食べられなくなっていないか、排泄ができなくなっていないか確認しましょう。

そら君の方が強いので、ルッチ君はぺしこされております。2匹とも健康なので様子見中。

2匹目が家族の負担にならないか確かめよう

先住猫さんが大人しい猫さんだった場合、新しい仔猫さんがやんちゃだと、予想外の事故やトラブルになることもあります。

先住猫さんだけでなく、新しい仔猫さんが家族の負担になりすぎないかもトライアル期間に確かめておきましょう。

トライアル期間を設けて、無理だと思ったら無理に引き取らないようにしましょう

準備しておく物品 

事前に匂いに慣れさせておきましょう

猫さんは人間の6~7倍の嗅覚を持っていて、匂いにはとても敏感です。更に聴覚も可聴域30~8万Hz(人間=20~2万Hz 犬さん=15~4万Hz)と広く、音にもとっても敏感。

いきなり仔猫さんそのものと一緒になると情報量が多く、とってもストレスがかかります。

仔猫さんそのものが来る前に、仔猫さんが使っているおもちゃや、少しだけ排泄物がまじった猫砂をあらかじめ頂いておきましょう。

先住猫さんの生活圏内に仔猫さんの匂いのするものを置いておき、まずは匂いから慣らしておくとよいでしょう。

ケージを準備して先住猫と子猫さんそれぞれの安全基地を確保

先住猫さんがどんなに穏やかでも、やはり新参者の猫さんが来ると心中穏やかではいられません

いきなり仔猫さんに飛びかかる!

ということも予測されます

逆に、好奇心旺盛な仔猫が先住猫さんに飛びかかったりすることもあります。

だからといって一日中見張っているわけにはいきませんから、まずは安心して過ごせるケージを仔猫さんのために準備しておきましょう。

お友達から頂いたケージ。見慣れぬものがあるだけで、ルッチ君そわそわ。

ケージは先住猫さんの居住範囲から離れた別室に置けるのがベストですが、別室が準備できない時もなるべく先住猫さんの視界に入りにくい場所に設置しましょう、

トイレは猫さんそれぞれに準備 におい付けも忘れずに

トイレは猫の数+1個と言われることもありますが、2匹であれば2個あれば大丈夫です。

あらかじめ頂いておいた、仔猫さんの排泄物の匂いのついた砂を、新しいトイレの砂に混ぜておき、ケージの中に置いておけば、新しい環境でも安心して排泄することができます。

おトイレ成功してドヤ顔のそら君。お水をこぼして敷物を撤去したけど案外と段ボールの上が快適そう。

全部セットでとっても便利👆

年齢に合ったフードを準備して健康管理!体重減少は病気やストレスのサイン

先住猫さんと年齢が離れた仔猫さんをお迎えする場合、それぞれの年齢に合った餌の準備が必要です。

仔猫さん用のフードは成猫さん用のものより高たんぱく&高カロリーですから、成猫さん用のフードでは栄養不足になってしまします。

逆に成猫さんが仔猫さんのフードを食べると肥満の原因になってしまいます。

2匹の年齢が近い場合は同じフードを与えても大丈夫ですが、それぞれがどのくらいの量を食べたのか確認できるよう、別々の器に準備しましょう。

スキをみせるとすぐ餌をかえっこしている2匹、油断なりません。

先住猫さんと仔猫さん、それぞれの年齢に合ったフードを別々の器に準備しましょう。

カルカンパウチは美味しいと、確かめた人が言ってました( ´∀` )👆ドライ微妙らしい🤣

ついつい買いすぎちゃうオモチャ!前の飼い主さんから一つもらっておくと安心感UP!

おもちゃは徐々にそろえていけば良いですが、一つは前の飼い主さんのところで使っているものがあると、兄弟猫さんやお母さんの匂いもついていて安心

購入したものを前の飼い主さんに渡しておいて、匂いをつけてもらっておいてもよいでしょう。

猫さんは暗くて狭い場所が好き!ゲージにかける布

お家に来たばかりの猫さんには安心できる環境が必要。

猫さんは暗くて狭い場所がお好きですので、ケージには布などのカバーをかけておくとよいでしょう。

先住猫さんにとっても、仔猫が視界に入らないことでストレスが軽減できます。

ケージカバーに使用していた古いシーツ。安心するのかお気に入り。

キャリーバッグは共有でも問題なし

受診の際に必要なキャリーバッグは、2匹同時に受診する必要がある場合を除いて、共有でも問題なく使えます。

狭すぎないかは注意しましょう。

ルッチ君のキャリーの中で大人しくするそら君。この後注射を打たれるのです。

ゆっくりそろえたら大丈夫!爪切りなどのケア用品

爪切りや爪とぎ、抜け毛をとるブラシは必要ですが、トライアル初日から準備しておく必要はありません。

トライアルをすすめてみて、本格的にお迎えするようなら改めて購入したらよいでしょう。

猫のシャンプーをする方もおられますが、基本的に猫さんたちは自分で毛づくろいできるので、猫のシャンプーは必要ありません。

🌟肥満でグルーミングができなくなった

🌟とにかくやんちゃで、食べ物などで頻繁に体を汚す

など、特別な場合はシャンプーが必要になります。こちらも必要に応じて購入しましょう。

顔合わせのポイント 先住猫さんに圧倒的有利な状況を作ろう

いきなり顔合わせは× 初日は不穏な空気を感じるだけ

そんな敏感な猫さんですから、仔猫さんが来た時にいきなり会わせるのではなく、直接顔を合わせないように配慮して、仔猫さんはケージにいれましょう。

匂いや鳴き声で先住猫さんがソワソワするかもしれませんが、初日は対面させないようにしましょう。

ケージ越しに仔猫さんに会わせよう!

数日して先住猫さんが落ち着いたら、仔猫さんはケージに入れたまま、まずは飼い主さんと一緒にケージ越しにご対面させてみましょう。

猫さんたちが一緒に過ごせるようになるには、数週間から数カ月かかることもありますので、不快感を示したら、すぐに引き離すようにしましょう。

迫りくるルッチ君、気づかぬそら君。この後うなり合いでした。

要注意!仔猫を抱っこしての先住猫さん対面は先住猫さんを傷つけます!

ついついやりがちな「仔猫さんを抱っこして、先住猫さんとご対面」

こうすると先住猫さんにとっては

飼い主さん取られた😢しかもアイツの方が高い位置から見下ろしてきて偉そう!

と、とっても傷つき、ストレスを感じます。

どちらかを抱っこして対面する時には、必ず先住猫さんの方を抱っこしてご対面するようにしましょう。

徐々に仔猫さんの行動範囲を広げよう

ケージ越しからのご対面に慣れてきたら、仔猫さんをケージから出して数分ずつご対面させて更に慣れさせていきます。

ケンカする様子がなければ、仔猫さんの行動範囲を徐々に広げていきます。というか、なんか勝手に行動範囲広げて行きます。

仔猫って好奇心ホント旺盛。

ケンカになったら引き離せるように、常に遠位監視は忘れずに。

出して~。

検査や予防接種はすんでいても動物病院を受診しておきましょう

トライアル前に感染症検査や予防接種が済んでいても、いつ体調を崩すかはわかりません。

今後通うであろう動物病院に早めに連れて行き、健康な時の状態を診てもらっておきましょう。

また、寄生虫検査は引き取る前に陰性でも、再検査で陽性ということも多いので、初回の受診で検査しておくと安心です。

予防接種や去勢手術のスケジュールも相談しておきましょう。

体重チェックはストレスチェック

一見穏やかに過ごしていても、ストレスで病気になりかけていた

なんてこともあります。

順調に過ごせているかの大切なバロメーターとして、体重をチェックするようにしましょう。

仔猫の体重は生後4カ月までは1週間でおよそ100g程度増えていきます。

減ったりしていたら、食欲不振のサイン!

新しい生活に慣れるまでは、できれば3日に1度は同じ時間帯に体重測定をして、健康チェックをしましょう

古いキッチンメーカーで体重測れちゃう生後2か月のそら君。今はもう無理だな( ´∀` )

まとめ

新しい仔猫さんを迎えるのは費用もかかりますし、とっても気もつかいますが

その分、先住猫さんと仲良くしている姿を見られると感動もひとしお

運動不足だった先住猫さんが、仔猫さんと一緒に遊んでいると、運動不足にもいいのかな?なんて嬉しくなります。

とはいえ、2匹目がお家にくることは必ずしもHappyにつながるケースばかりではありません。

猫さんたちも飼い主さんも無理せずに済むように、しっかり準備&トライアル&無理そうならあきらめることも視野に入れた上で、2匹目さんをお迎えしましょう

よい猫猫ライフを~💕

ねこはコタツで丸くなる、、、え、上?

参考文献は1冊準備しておくと安心です👇

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